パルプモウルドは、金型に紙の繊維を吸着させることによって形を作っています。
その成形の際に、金型に接している面、金型に接していない面をそれぞれ「型面(アミ面)」、「ザラ面」と呼んでいます。
♦「型面(アミ面)」特徴
パルプモウルドを成形するための金型は表面が網で覆われており、その金型に吸着した際に金型側の面に網の柄がつくことから「アミ面」と呼ばれています。型面(アミ面)は金型に沿った形状で出来上がるので、ザラ面よりも表面が綺麗に仕上がります。
▲パッケージ表面など
♦「ザラ面」特徴
金型に紙の繊維を吸着させたときの一番外側の層なので、表面に凹凸がみられます。また、ザラ面はパルプモウルド特融の風合いのある質感となりプレス加減によって様々な表情を表現することが出来ます。
▲プレス無しザラ面(写真左)
▲プレス有ザラ面